「立山・地獄谷の噴気」
朝間健,2016年7月,富山県立山・地獄谷

   初めて立山に登りました。雷鳥荘付近に来たところ、慣れ親しんだ霧島でも嗅いだことのないような強い亜硫酸ガスの臭気で、喉がひくひくするほどでした。2006年に噴煙活動、2010年に溶融硫黄の流出があり、2012年6月以降、噴気の活発化と温度上昇が観測されているとのことです。本来人間が滞在するには不向きな、活火山の火口縁と言えるでしょう。