北海道駒ケ岳


マヤ文明を埋めたSan Salvador火山の噴火

 火山噴火により埋没した文化が現代に発掘され大発見となることは多々あります。

 そのような例は、世界的に有名なポンペイの他、日本国内にも榛名山麓の遺跡群や開聞岳山麓の橋牟礼川遺跡などいくつもあります。

 エルサルバドルでは、この度、噴火で埋もれたマヤ文明の遺跡が発掘されたそうです。

Reuters
Volcano preserved early Mayan manioc field
http://www.reuters.com/article/environmentNews/idUSN2031324720070822

 manioc とは見慣れない単語なので調べましたら、キャッサバという芋の一種のようですね。

 今回発掘されたのは、1400年前のLoma Calderaの噴火で埋まったキャッサバ畑で、マヤ文明の人々の食を支えた農耕活動の重要な証拠となるようです。

 この遺跡を生めた火山灰をもたらしたのは 1400年前のLoma Calderaの噴火 とありますが、Loma Calderaとは、San Salvador火山の一部のようです。

GVP San Salvador
http://www.volcano.si.edu/world/volcano.cfm?vnum=1403-05=

San Salvador の噴火史
http://www.volcano.si.edu/world/volcano.cfm?vnum=1403-05=&volpage=erupt

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