ココアパウダーとチョコレートを用いたカルデラ崩壊実験
日本火山の会キッチン火山実験グループ

 火山が噴火すると、火口周辺が陥没して大きな穴ができることがあります。この穴をカルデラと言います。このような火山体の陥没は、地下のマグマ溜りに蓄えられているマグマがマグマ溜りの外へ移動したことで起こると考えられています。この様子をココアの火山とチョコレートのマグマで再現しました。今までココア火山の山体を支えていたチョコレートマグマをマグマ溜りから下に移動させると、支えを失ったココア火山は陥没します。逆に、チョコレートマグマを下から注入すると火口からマグマがあふれて飛び出し、噴火が起こります。今回の実験ではココア火山が陥没する様子とチョコレートマグマによって噴火が起こる2つの現象を再現することができました。

 チョコレートマグマの準備中。板チョコを細かく削って溶けやすくします。

 穴を開けたアクリル板の上にアルミフォイルで壁を作り、マグマ溜りを作ります。アクリル板の穴はティッシュで塞いでおきます。この器の中にチョコレートマグマを流し込みます。

→以前、予備実験で撮影したシャープな画像

 マグマ溜りの上にココアパウダーを降らせて火山の山体を成長させます。

 山体が出来たら、マグマ溜りの底のティッシュを引き抜くとマグマ溜りからチョコレートが抜けて、山体に陥没カルデラが現れます。何度か失敗した後にやっと陥没してくれました。冷や汗かきました。

 試しに、今度は下からマグマを注入してみました。

 マグマを注入したので、火口から噴出してきました。

 溶岩じわまで見えて本物っぽくなりました。

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