スポンジケーキとココアパウダーを用いた泥流実験
日本火山の会キッチン火山実験グループ

 火山活動による噴出物の中で広範囲に大量に噴出するものとして細かい火山灰があります.細かい火山灰が堆積すると,それまでは透水性が良い(水がしみこみやすい)地面でも,透水性が悪く(水がしみこみにくく)なってしまうことがあります.透水性が悪くなるのは,水が通りやすい大きなすき間をもっていた地面を,水が通りにくい細かい火山灰の堆積物が被ってしまうからです.その結果,雨水が地中にしみこまずに地表を流れ下り,泥流(土石流)となって山麓地域に大きな被害をもたらします.

 このように,すき間が大きく透水性の良い地面(スポンジケーキ)の上を,細かいココアからなるすき間の小さい堆積物で被うことで地表の透水性は悪くなり,泥流が発生するという様子を再現することができました.雨水として牛乳を使用したので,実験後にはおいしくいただくこともできました!

 土台となるスポンジケーキです。これを切って使いました。(味が良かったと評判でした♪)

 ただいま説明中

 スポンジの表面にココアパウダーの火山灰を降らせます。

 霧吹きで牛乳の雨を降らせると泥流が発生します。ちょっと大粒の霧にするのがポイントです。


見学中の方も飛び入り参加

 【参考】火山の表面にココアの火山灰が積もっていない時に牛乳の雨が降った状態(左)と火山灰が積もっている時に牛乳の雨が降った状態(右)

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