集合前に小諸の駒形神社へ。この神社は浅間山のニ万数千年前の山体崩壊によって流れてきた“流れ山”の上にあります。この時の山体崩壊によって出来た馬蹄形カルデラが現在の黒斑山に見られます。
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まず始めに向かったポイントは小諸の御影新田。火砕流堆積物が箱型に浸食されて出来た“田切”と呼ばれる地形を観察。
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周辺に堆積しているのは約一万三千年万年前の浅間山噴火で流れてきた小諸火砕流。
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続いては馬瀬口のポイント。先ほど観察した小諸火砕流の大露頭を観察。
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食後は、御代田で浅間の天仁噴火(1108年)の追分火砕流を観察。火砕流の中に含まれる直径数十センチを越える灰色から黒の本質岩塊が特徴的です。
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御代田からは浅間山に向かって道路を登っていきます。その途中の湯川沿いでは小諸火砕流の大露頭を観察することが出来ました。
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湯川で観察した小諸火砕流が造る火砕流台地の上では、高原野菜の栽培が行われていました。
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おいしいお料理とビールが疲れた体に心地よくしみました。
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食後には、浅間山を肴にして遅くまで火山話に花を咲かせました。
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いよいよ峰の茶屋から小浅間山山頂に向けて出発です。
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森林限界を抜けて、火山らしい荒涼とした道を登ります。
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浅間園の鬼押出し溶岩流の中を進みます。溶岩の隙間にひっそり咲くイワカガミをモデルに撮影会。
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鬼押出し溶岩の上面は、その名のとおり鬼の角のように厳つい表面地形が発達しています。
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浅間−草津降下軽石層の下位にあるカラフルな火山灰層が印象的でした。
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細原開拓では黒斑山をえぐった山体崩壊(二万数千年前)のときに流れてきた岩屑なだれ堆積物を観察。
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OFF会の最後は、鬼押出し溶岩流の末端崖を観察。周辺からは湧水があり水源となっています。
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残りの参加者で白糸の滝を観察。崖から水が湧き出し滝を造っています。一万七千年前の小浅間山を作った活動の際に噴出した白糸降下軽石層が帯水層となっているようです。
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小浅間山山頂でのスナップショット。2日間にわたるOFF会お疲れ様でした。
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