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小田原駅ではなんとか持ちこたえそうだと思ったのもつかの間、大観山ではご覧のとおり完全に雲の中でした。
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芦ノ湖スカイラインの展望が望めそうもなかったので、一旦芦ノ湖畔に降りて外輪山溶岩の露頭を観察しました。
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ここは溶岩流の断面が観察できます。板状節理の方向から、この溶岩流の給源が大観山辺りにあることが伺えます。箱根は昔一つの成層火山であったわけではなさそうです。
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箱根火山では降水量が多いため芦ノ湖畔ではこういった崖崩れが随所に見られます。浸食が進んで今のカルデラ地形ができたのでしょうか。
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長尾峠から仙石原へしばらく下るとこの有名な露頭があります。ここの溶岩流の傾斜は仙石原に向かっており、箱根の成因に関する議論が沸き起こった場所でもあります。
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以前はこのあたりに大きな火山弾があり、ボムサグ構造が確認できました。火口から近いことの証明となるようです。
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宿泊の仙石原YHは夕食提供が無かったので、近くの和風レストランへ行きました。ものすごい量で全員満腹です。
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翌日最初に訪れたのが、箱根ビジターセンター。萬年さんプロデュースによる最新の箱根成因に関する展示が見られます。
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大涌谷に向かう途中にある船見岩。その昔姥子温泉の湯治客がここから芦ノ湖の船を眺めていたことから付いた名前だそうです。この小高い丘は神山山体崩壊によって生じた流山です。残念ながら給源の神山は雲で見えませんでした。
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一旦大涌谷まで上がり、そこから姥子へ繋がる遊歩道を降りていきます。途中の噴気地帯ではかなりの臭気が立ちこめ、立ち入り禁止になっていました。
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小林さんの案内で、冠ヶ岳噴火以降に噴出したテフラの層を観察します。
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ここではテフラ層が3枚(Hk-Ow3,4,5)確認できました。冠ヶ岳噴火以降も火山活動が活発であったことが実感できます。
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大涌谷の下にあたる上湯でも噴気がさかんにあがっています。砂防工事がされておりましたが火山ガスによってかなり地盤が緩くなっているようです。
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まだ作られたばかりの砂防施設がすでにひび割れていました。ここは大涌谷に通じる大事な幹線道路なので、ここが崩れたりすると箱根観光事業に多大なる損害が発生することになります。
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芦の湯近くの露頭です。上部に炭化木が見えます。約5000年前の二子山噴火時の火砕流によってなぎ倒されたものと考えられています。
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道路の反対側を降りていくと、TP(東京軽石)、CCP(中央火口丘降下軽石)の奇麗な露頭があります。
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お玉が池。駒ヶ岳、二子山、屏風山に囲まれた窪地に生じた閉鎖系の池です。駒ヶ岳の溶岩末端外からでる湧き水によって作られています。
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新期山体、屏風山の先端、文庫山の断面です。デイサイト質の溶岩流が観察できます。この溶岩は流出時かなりの高温であったと考えられています。デイサイト質の溶岩が高温になる条件とはどういったものでしょうか。
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