“県外からの旅行者は、よくこの集落を「富士」と間違えるが、「富土」である。 JR伊比井駅南方にある海岸沿いの小集落で、・・・サージの一部は山脈を越えて東進し、富土集落を襲った。 ・・・熱とガスで富土は全滅してしまったのである。”(第9章,p.345)
 (撮影:大石雅之)
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 (撮影:鈴木恵三)
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解説:
谷之城トンネルを抜けた黒木と岩切は、この富土の集落で国道220号線に合流した。 トンネル内で寝入ってしまった黒木がここで目を覚ました。富土の惨事は鵜戸漁港等にも伝わり、すぐに救出隊が組織された。 黒木らが富土にたどり着いたときには、すでに警官が交通整理に当たっており、ブルドーザーも動き回っていた。 これまで死の世界を彷徨してきた二人にとっては、久々に目にする日常的な世界であった。 しかし緊急放送を聞いた黒木は、「日南の病院には行けない」ことを知り、強い衝撃を受けるのだった。
関連リンク
YAHOO!地図情報:富土
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