画像でたどる死都日本・硫黄山
画像でたどる死都日本


硫黄山

6月18日14時頃〜15時半少し前
霧島火山・硫黄山


“麓から真っ青な空に向かって白い噴煙が立ち昇っていた。側火山の硫黄山から噴出する水蒸気である。警官が言った通り、今日は一段と噴気が激しかった。”(第3章,p.93〜94)

“・・・「硫黄山登山路」という標識の所まで来ると、山側の石垣が一部崩れて、そこから物凄い勢いで蒸気が噴き出している。来しなには気付かなかったから、この一時間程の間に出来た割れ目である。”(第3章,p.106)

(撮影:田島靖久)

解説:
 硫黄山は明和五年(1768)年の噴火によってできたと考えられている山体である。霧島火山の観光地であるえびの高原の一角にあり、県道の脇にあるため散策ルートになっている。近年硫黄山の噴気に勢いは少ないが、登山の際には十分注意を。

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