画像でたどる死都日本・鹿児島県庁
画像でたどる死都日本


鹿児島県庁

6月18日16時58分
鹿児島市・鹿児島県庁一六階・展望室


“鹿児島県庁15階にある知事執務室の広い窓からは錦江湾に浮かぶ桜島が良く見える.特に今日のように晴れた日の午後は海の青さが一層引き締まり,白っぽい桜島が美しかった.30秒前迄は……”(第5章,p.171)

“結果的には桜島から来た火砕流の方が数十秒早く県庁舎に到達した....一万丁の機銃で同時射撃されたように展望室の強化ガラス窓がヒビだらけになり...窓ガラスが枠からはずれて無数の石つぶてと共に県庁職員を襲った”(第5章,p.197〜198)

(撮影:福島大輔)

(撮影:川邉禎久)

解説:
 現在の鹿児島県庁(写真上)は,小説の設定よりも南へ移転しており,城山との位置関係がずいぶん変わってしまったが,錦江湾に浮かぶ桜島が美しく眺められる点は変わらない(写真下・パノラマ).

関連リンク

  • 鹿児島県庁のサイト
  • YAHOO!地図情報・鹿児島県庁
  • 本サイトの文章・画像の著作権について
    本サイトに関するお問い合わせはこちらから

    “噴火開始”解説ページ一覧へ戻る