画像でたどる死都日本・火山灰まみれの草木
画像でたどる死都日本


火山灰まみれの草木

6月18日21時11分
宮崎県・林道黒荷田猪八重線


“すべての杉がぐにゃりと曲がり,頭を下げてお辞儀している.昨日までの雨で湿っていた葉に火山灰が付着し,次第に重くなって,遂には木を曲げてしまったらしい...微細な火山灰は植物の気孔を塞ぎ、光合成を阻害して木を枯死させてしまう。特に今のような植物の成長期は影響が大きい。木が枯れてしまえば山の保水能力は格段に落ち、土石流が頻発して、とても人が住める環境ではなくなってしまう。”(第7章,p.267)

(撮影:野田博之)

解説:
 写真は、三宅島の2000年噴火による降灰に覆われ、げんなりとしている草木の様子。降灰があった地域では、農作物などの被害も深刻になる。有珠山の1977噴火などでは、雨混じりで重くなった火山灰により、農作物に大きな被害が出た。

関連リンク

  • アジア航測による三宅島2000年噴火・7月8日、14〜15日の噴火による降下火山灰
  • 地質調査総合センターによる三宅島2000年噴火・中腹域から海岸域での火山灰堆積状況とその被害
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