画像でたどる死都日本・ラハールの堆積物
画像でたどる死都日本


ラハールの堆積物

6月19日8時3分
宮崎県・日南はまゆう病院


“一同は三階の天井近くまで水が達した時、水深が八メートルくらいあると思っていたのだが、実はそのうち五メートルは水底に溜まった土砂だったのである。”(第10章,p.443)

(撮影:上野龍之)

解説:
 火砕流堆積物は浸食されやすいため、堆積後にラハール(土石流)が発生することが非常に多い。写真は約13,000年前に十和田カルデラから噴出した十和田八戸火砕流堆積物(下部の縦にひっかき傷のある部分)とその上に載るラハールの堆積物(横方向に縞が見える部分)である。ラハール堆積物の厚さは写真で5 m程であるが、周囲では10 mを越えるような所もある。作中でのはまゆう病院がラハールに襲われる描写は決して大げさなものではない。秋田県鹿角市の採石場で撮影。

関連リンク

  • 群馬大学・早川研究室・フィールド火山学・ラハールの堆積物
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