画像でたどる死都日本・火砕流堆積物
火砕流堆積物
4月23日11時25分
日向大学、黒木の『防災工学』講義
“「入戸火砕流の規模は研究者によって幅がありますが、平均すると四〇〇〇億立方メートルほどです。いわゆる普賢岳"大"火砕流が一〇〇万立方メートルですから、ざっと四〇万倍の規模で、これは東京都の陸地部分に均一の厚さで敷き詰めると、小笠原諸島まで含めても約二〇〇メートルの厚さになります。しかも噴出直後の温度は八〇〇度近くありました。もし近い将来、この規模の火砕流が発生すると分かったとしても、人類には何か手が打てるでしょうか?」”(第1章,p.33)
(撮影:竹内晋吾)
(撮影:鈴木恵三)
解説:
第1章で、学生を相手に黒木が熱く講義する入戸火砕流は、今から約2万5千年前に鹿児島湾奥にある姶良カルデラの位置で生じた巨大噴火の産物である。九州南部の随所で見られる入戸火砕流堆積物は、当時の大火砕流のものすごさを今の世に伝える。姶良カルデラ周辺では厚さが100m以上有り、分布も給源からの距離が100km以上の範囲に広がっている。写真は、宮崎県野尻町で見られる入戸火砕流堆積物。崖中央の白くて厚い部分が入戸火砕流。
関連リンク
姶良カルデラと入戸火砕流のことを知るなら
神戸大学・上野龍之さんのページ
YAHOO!地図情報・
宮崎県野尻町
群馬大・早川研究室の
火砕流と熱雲の堆積物の解説
産業総合研究所による
火山ガラス質堆積物の性状と利用
本サイトの文章・画像の著作権について
本サイトに関するお問い合わせは
こちらから
。
“火砕流の残したもの”解説ページ一覧へ戻る