“レーダーで観察すると,それは三角形の特徴的な断面を持つタワー状建造物だった・・・宮崎県唯一の超高層ホテル,地上四十五階,高さ一五四メートルのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートだった”(第8章,p.315)
(撮影:田島靖久)
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解説:
濃い火山灰の漂う中,「カバの鼻」を持つFH-60ヘリが苦心して偵察飛行しているとき,川も町も無い一面の火砕流堆積原の中にレーダー反応があった. 近付いてみると,それが半ば火砕流に埋まった超高層ホテルであることが分かる.そして,すぐ東に迫っている筈の海が無い(遥か沖まで火砕流堆積物に覆われてしまっている)ことに機長は驚くのであった.
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